事業紹介
「八戸前沖さば」の「とろ鯖」を使用した「鯖や」のとろ鯖棒寿司
関西では広く食文化として根付いている鯖寿司。多くの鯖寿司を提供するお店がひしめく中、本ファンドの営業者である「鯖や」は、原料を「八戸前沖さば」、しかも、その中でも、脂質含量が21%以上ある「とろ鯖」（真鯖の脂質含量12.1%（2010年文部科学省発表））を仕入れ、現在、阪急百貨店うめだ本店や伊丹空港の空弁、JR西日本の駅弁などで広く鯖寿司を中心とした商品の販売を行う会社です。
南の「関さば」と並び国内随一の品質を誇る北の「八戸前沖さば」。その中でも「とろ鯖」は、通常の鯖よりも脂のノリが良いため、塩が入りにくく酢を弾いてしまう問題がありました。脂の美味しさを生かしたまま、どうにか加工できないかと試行錯誤の結果、旨みを引き出し脂分を身に閉じ込める独自の製法を開発することが出来ました。
社名の通り、鯖一本にしぼり、鯖にかけた「鯖や」の鯖寿司は、ご好評をいただており、帰省時のお土産や贈り物として地方へ発注する方も多くいらっしゃいます。
脂ののり具合に驚く「とろ鯖棒寿司」 初めて「とろさば」を口にするという方にオススメです。市場に流通する一般的な真鯖をイメージして食べると、脂ののり具合の違いに驚かれることでしょう。
香ばしい皮に包まれたジューシーな「焼さば寿司」 「とろさば」を使用した人気商品の一つです。200℃の熱風を短時間あてて焼き上げます。そうすると皮目がこんがりと香ばしく、噛むと脂の旨みが滲み出る触感は、他ではなかなか味わえない一品です。
白い鯖「とろ鯖」に一目惚れ。「とろ鯖」を世界ブランドにすることにかける。 「鯖や」の代表である右田氏は幼少時は魚が嫌いでほとんど口にすることがありませんでした。しかし、19歳の時、それまでの魚に対する概念を覆す美味しさの魚に出会い、もっと早くに魚の美味しさに気付いていればと、カルチャーショックを受けます。以来、今度は自分が魚が美味しいと感じる瞬間を提供しようと考えてきました。
その後、飲食店を開業、メニューの一つに過ぎなかった「鯖寿司」の鯖の買付で訪れた八戸の漁港で白い身を持つ「とろ鯖」に出会いました。鯖は鯖は赤みを帯びたイメージがあったため、脂がのったその白い鯖に一目惚れをしました。「とろ鯖」が持つ旨みを生かした鯖寿司を作れば、鯖好きには味わったことのない感動を、苦手な方にはその意識を取っ払い魚が好きになるきっかけを作れる。
そう確信し、2007年に鯖一本にしぼり、「とろ鯖」を世界ブランドにすることを目標に掲げた「鯖や」が生まれました。
そして、本ファンドでは、この「とろ鯖」ブランドを広げる上で、これまでの飲食店経営の経験もいかし、「とろ鯖」料理専門店の出店資金を募集します。
営業者紹介
平成19年に大阪府大阪市淀川区に株式会社 鯖やを創業。鯖食品を世界に広めることを目的に、従業員43名（パート含む）と共に鯖寿司製造・鯖惣菜・鯖加工食品販売業務を行っております。
・製造：
日本一脂がのっている青森県八戸産「八戸前沖さば」、その中でも「とろさば」を仕入れています。
この鯖を大阪の自社工場および青森の指定工場にて鯖寿司を中心とした鯖食品の製造を行っています。
鯖寿司については常時10種類および季節限定を用意しています。（春限定：桜漬とろ鯖寿司、夏限定：高菜巻とろ鯖寿司、秋限定：松茸とろ鯖寿司、冬限定：かぶら巻とろ鯖寿司）
・販売：
①直営店舗（阪急百貨店うめだ本店、大丸梅田店、阪急庄内駅店）
②卸販売（JR西日本の駅弁、伊丹空港の空弁、百貨店、生協等）
③インターネット販売
④催事販売（シンガポール、中国上海、香港などの百貨店・スーパーなど）
このほか、平成20年には「八戸前沖さばブランド推進協議会」を立ち上げ、地元関係者・商工会議所と共に設立すると共に、「八戸前沖さば大使」に任命され、サバの世界ブランド化に向けてPR活動も行っております。
営業者の代表者
代表取締役 右田孝宣
1974年生まれ（39歳）、単身オーストラリアに料理の修行へ現地寿司チェーン店に就職し、24歳で工場長、その後スーパーバイザーへ。2004年居酒屋「笑とり」オープン。居酒屋で大人気だった「鯖寿司」をもっと多くの方に食べて頂きたいという想いから、2007年にさば寿司専門店「鯖や」を設立。「鯖や」を通して、魚嫌いな現代人に魚の美味しさを伝える活動を展開。
［著書・表彰歴］
・八戸前沖さばPRショップ認定第１号店
・八戸前沖さば大使
・近畿経済産業局 感性サービス撰授与
・近畿産業省「被災地の復旧・復興の取組」授与
・著書「私の店はなぜこうも流行るのか」（過去の飲食店運営実績にもとづく執筆）
2008年10月23日「八戸前沖鯖ブランド推進協議会」を立ち上げ、地元関係者・商工会議所を巻き込みメディアを通して全国へPRしています。「鯖や」は八戸前沖さばPRショップ認定第１号店で、右田さんは「八戸前沖さば大使」に任命されています。
鯖寿司のデリバリー用バイク、その名も「サバイク」や鯖のPR車「サバス」、テーマソング「サバばばーん」、キャラクター「サバ家族」を製作し鯖への親しみ易さも追求しています。
また、右田さん自らが「サバ博士」となり、子ども達に魚の美味しさと職人の仕事を知ってもらおうと寿司屋体験やセミナーを実施し食育活動にも積極的に取組んでいます。
また、魚の美味しさを広げる活動は国内に留まりません。アジア圏ではまだ馴染みのない鯖寿司ですが、シンガポール・上海・香港を新たな拠点とし普及活動に努めています。催事で出店する度に好評も得ています。
・2011年8月 「被災地の復旧・復興に貢献した取組」として経済産業大臣賞受賞
・2013年6月 起業支援型地域雇用創造事業「水産加工のブランド化多店舗化推進事業」採択
ファンド対象事業
株式会社鯖やの設立前に行っていた飲食店運営のノウハウと、その後の鯖産地直送材料の独自ルートと鯖食品の開発力を生かし、「とろさば料理専門店 SABAR（サバー）」を出店します。
「とろ鯖」を日本の鯖の新しいブランド構築と位置づけ、世界に発信可能なブランドを目指すために、まずは国内認知の強化を目的としています。
オープンさせる場所は大阪の福島です。舌の肥えた大人たちを呻らせる店がひしめく、大阪では言わずと知れたエリアです。
メインターゲットは、大阪を中心に活躍する25-45歳のビジネスマン＆ビジネスウーマン。都市居住者や周辺オフィスワーカーや頻繁に外食する少し舌の肥えたグルメ層を狙います。
大人な雰囲気の漂うカウンター席の店内は、「サバ博士検定」（実施予定）をパスし鯖の知識に長けたスタッフが常駐しています。鯖の最も美味しい食べ方とお酒で愉しい夜のひと時を演出します。
メニューには、鯖寿司はもちろんのこと新鮮な刺身から創作料理まで幅広く、鯖のすき焼き・しゃぶしゃぶ・お茶漬け、鯖の出汁をふんだんに生かしたラーメン等「SABAR」だけのオリジナルメニューでおもてなしします。
この美味しさを家へ持ち帰ることもでき、ご家族やお友達へのお土産にもよし、鯖を肴に家で呑みなおすのもよし。店を出てからも、とろさばを楽しむことができる空間を創ります。
（メニュー案）※変更となる可能性があります。
「とろさば茶漬け」
「刺身」
「にぎり」
＜参考WEBサイト＞
鯖やサイトサバ博士サイト8saba.com事業計画
事業計画上月間平均約3,000,000円の売上、開店から5年間の累計売上高は185,220,000 円となっており、出資者の損益分岐売上は127,714,286円となっております。
・店舗情報（予定）
住所：大阪市福島区福島2-2-2
面積：23坪
席数：30席
営業時間11：30-24：00
・事業計画売上
客単価：3,200円
開店から6か月間：2,304,000円／月 客単価3,200円×30席×0.8回転／日（24人）×30日
その後：3,168,000円／月 客単価3,200円×30席×1.1回転／日（33人）×30日
資金使途
ファンド資金は、以下の内容にて使わせていただきます。
（注1）出資金17,880,000円×5.5％＝983,400円（税込）
（注2）出資金17,880,000円×2.1％×5年＝1,877,400円（税込）
（注3）上記、合計費用、内訳項目、金額はあくまでも見込みであり、変更の可能性があります。最終的な費用が上記を上回った場合には営業者が負担し、下回った場合には最終分配時に返還させて頂きます。なお、返還金額に利息は付きません。また、上記以外に必要となる費用につきましては、営業者が負担いたします。
（注4）出資金の資金使途については、取扱者による監査が行われます。
（注5）状況により、上記資金使途内容について営業者が先に立て替えて支払い、その後、匿名組合出資金を充当することがあります。
（注6）本匿名組合事業遂行のため、会計期間開始前であっても匿名組合出資金は必要に応じて営業者が資金使途内容に従い使用することがあります。
投資家特典
1口あたり鯖寿司（3,150円相当）をご送付いたします。
（注1）発送時期につきましては、契約期間中、別途ご連絡いたします。
（注2）特典は、営業者の都合により内容が変更される場合や、実施ができなくなる場合もあることをご留意ください。
（注3）海外への発送はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
