世界遺産に登録された岩手県平泉町、中尊寺金色堂のほど近くに佇む「
奥州平泉温泉 そば庵 しづか亭 」。部屋数10室のアットホームなこの宿は、現在稼働率75%を超える人気を誇ります。
観光客はもちろんですが、温泉の日帰り利用もできるため、地元リピーターが多いのもしづか亭の特徴。近年、お客様から聞かれるようになったのが「年を重ねると、階段の上り下りがつらい。エレベーターがあれば、何年たっても安心して来ることができるのに･･････」という声です。
これからの旅館にとって、高齢者や要介護のお客様への対応は急務。さらに、地元に多く暮らす要介護高齢者向けの特別プランも新たに設け、「高齢者・要介護者に対応」「地域密着」へと方向転換することで、稼働率を高めていく方針です。そしてもう一つ、従業員が年を重ねても安心して働き続けられる環境を整えることで、質の高いサービスへとつなげていきたい。そんな新たな展開の第一歩として、介護エレベーター新設の資金を募集します。
本ファンド対象事業の魅力 まるで日本の原風景。世界遺産の町の山あいに佇む、全10室の小さな温泉宿
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【しづか亭の魅力をご紹介】
「ここは昔、中尊寺の寺領（寺が所有する領地）だったと言われています。肥沃な大地を活かして米や野菜を育て、中尊寺に納めていたそうですね」。そう話すのは、岩手県平泉町の温泉宿「平泉温泉 そば庵 しづか亭」の代表、小林宏治さん。中尊寺といえば、奥州藤原氏ゆかりの寺として知られる由緒ある寺。平成23年に世界遺産に登録されたのも、記憶に新しいところです。
「しづか亭」は、そんな中尊寺の領地として守られてきた山あいの集落に立つ小さな温泉旅館です。客室は全10室。平成18年に開業し、現在は稼働率75%超と平泉エリアの中でも人気を誇ります。
人気の理由の一つは、そのロケーションの素晴らしさ。小高い山に囲まれた段状の田んぼの間を小川が流れる眺めは、「誰もがどこか懐かしさを感じるような、日本の原風景が色濃く残っています」と小林さん。春は小川のせせらぎ、夏はカエルの喧騒、秋は虫の声と、季節の移ろいが耳からも感じられるのも魅力。都会とは時間の流れさえ違って感じる豊かな風景は、平泉ならではのものでしょう。
【宿周辺の風景】
「全10室と小さな宿なので大きな宿泊施設と違うカラーがあり、旅慣れたお客様にも喜ばれています」と小林さん。地下500mから湧き出る源泉を掛け流した温泉も人気で、特に女性からは「肌もとろけてしまいそうな湯」「湯上がりでも化粧水がいらない」と好評です。
【「化粧水がいらない」と評判の源泉かけ流しの温泉】
肥沃な大地を活かした900坪の自家菜園。採れたて食材でもてなす田舎料理
【小林代表が自ら打つ手打ちそばを味わえます】
訪れたお客様に特に喜ばれるのが、しづか亭の料理です。温暖な気候と肥沃な大地の恵みを受け、地元農家の方が丹精込めて育んだ野菜や米、岩手県産の滋味豊かな食材をふんだんに取り入れた田舎会席でおもてなし。名物の「二八そば」は澄んだ水を使い、職人の手打ちで打ちたて･茹でたてにこだわっています。全国的に知られる前沢牛も、素材の味わいを活かした料理をご提供しています。
【前沢牛を使用した人気のお肉料理】
何よりも「しづか亭」の味わいに欠かせないのが、無農薬栽培による自家菜園です。宿の敷地内に広がる菜園は、なんと広さ3反（900坪）！ 栽培する作物は70種以上にのぼり、この時期はトマトやレタス、ナス、ブルーベリー、かぼちゃ、秋は蕎麦、冬は大根と、四季を通じて採れたての恵みを朝食と夕食で堪能できます。さらに東北岩手ならではのオカヒジキやスベリヒユ、伝統野菜の「民田ナス」も栽培。東北ならではの味を東北ならではの食べ方で提供しています。
【菜園で採れた野菜を使用した野菜料理】
宿で提供する食材に、これだけ力を入れている旅館はなかなかありません。日々の農作業は「しづか亭」のスタッフと、地元のお手伝いの方が協力して行っています。
【菜園にて農作業を行うしづか亭・菜園担当スタッフ】
小林さんは自家菜園を始めた理由を振り返り、
「敷地内の土地を活かすために、何が一番良いのかを考えました。庭園も検討しましたが、この近くには素晴らしい庭園（毛越寺の浄土庭園）がありますから、それを超えることはできない。この地域に一番合うものを考えた結果、行き着いたのが畑だったんです」
毎朝6時半から宿泊客とスタッフで菜園をめぐる「朝さんぽ」も開催。野菜のもぎとり体験も楽しめる人気イベントです。
こうした取り組みを背景に、平成25年から「ていねいな暮らし。」を宿のコンセプトとして据えることに。ウェブサイト「
しづか亭のていねいな暮らし 」を立ち上げて季節の畑レポートや旬の味わい、地域に根付く伝統行事などを写真とともに発信するほか、子どもから大人まで楽しめる自然ワークショップも開催しています。
高齢者対応設備を整えて宿泊客を底上げし、平泉の活性化へ
世界遺産の町という立地や温泉の恵みを活かしつつ、独自の個性でお客様を惹きつける「しづか亭」。県内外からの宿泊客はもちろんですが、日帰り入浴もできるため地元リピーターが多い点も特徴です。しかし近年、お客様から聞かれるようになったのが「年を重ねると、階段の上り下りがつらい。『しづか亭』にエレベーターがあれば、何年たっても安心して来ることができるのに･･････」という声。
地域に暮らす高齢者向けプランで、新たなビジネスモデル構築を
さらに小林さんは、もう一つの事業戦略を計画中。それは観光客とは別に、地域に暮らす高齢者を集客するプランです。
営業者紹介
合同会社しづか亭 http://shizukatei.com/ http://www.shizukatei.com/teinei/ https://www.facebook.com/shizukatei.hiraizumi/
代表者紹介 代表社員 小林 宏治
昭和42年 山形県生まれ 第一工業大学航空工学科卒業
平成18年 合同会社しづか亭を設立
平成22年 代表社員就任
大学が鹿児島だったため九州が大好きで、岩手のPRがてらたびたび足を運んでいます。
趣味・特技はそば打ちとスキー。しづか亭の菜園でも蕎麦を栽培しています。
ファンド対象事業内容 出資金を用いて営業者が行う旅館事業のことであり、当該事業の売上金額に基づいて、損益の分配を行います。
資金使途 ファンド資金は、以下の内容にて使わせていただきます。
（注1）
上記、合計費用、内訳項目、金額はあくまでも見込みであり、変更の可能性があります。最終的な費用が上記を上回った場合には営業者が負担し、下回った場合には最終分配時に返還させて頂きます。なお、返還金額に利息は付きません。また、上記以外に必要となる費用につきましては、営業者が負担いたします。
（注2）
予備費につきましては、上記費用見込と実際額の差額充当、上記資金使途に関連して発生する費用その他本匿名組合事業の遂行に必要な費用に使用いたします。
（注3）
出資金の資金使途については、取扱者による監査が行われます。
（注4）
状況により、上記資金使途内容について営業者が先に立て替えて支払い、その後、匿名組合出資金を充当することがあります。
（注5）
本匿名組合事業遂行のため、会計期間開始前であっても匿名組合出資金は必要に応じて営業者が資金使途内容に従い使用することがあります。
投資家特典 1口につき、しづか亭の宿泊割引券（10,000円分）１枚及びお
食事付き日帰り利用券「おしゃべりの時間」
を４枚（計14,000円相当）お渡し致します。
※いずれもご利用の際には、予約が必要です。
※ファンド会計期間中、いつでもご利用可能です。また、
ご予約はインターネットより受付予定です。
※会計期間は遅くとも2019年4月には開始となります。特典の
詳細につきましては、会計期間開始以降、別途ご連絡いたします。
【菜園に咲くそばの花。丹精込めて作られる手打ちそばを是非ご堪能下さい。】
（注1）
海外への発送はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
（注2）
特典の詳細につきましては、契約期間中、別途ご連絡いたします。
（注3）
特典は、営業者の都合により内容が変更される場合や、実施ができなくなる場合もあることをご留意ください。
